渡部陽一さん「若い人にたくさんのチャンスをあげたい」

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 前回は、戦場ジャーナリストの渡部陽一さんに「インターネットと報道」について語ってもらいました。今回はもし渡部さんが総理大臣になったらやりたいこと、若者へのメッセージを聞いてみました。

――渡部さんが総理大臣になったら、やりたいことはありますか。

 若い世代にお金を使いたいですね。例えば「シャッフル留学生」を導入します。これは、日本の若者を、トランプのシャッフルのように適当な国に送り込む制度です。行く国を選べない代わりに、旅費や生活費は国費でまかないます。若い人が海外で生活できるチャンスを作ってあげることが日本の底力になると思うからです。あわせて、世界中の若者も日本に呼べたら面白いですね。

――渡部さんの政策で日本の若者が海外に出たとき、どう変わると思いますか。

 行き先の国を選べないようにしたのは、シミュレーションできない環境で経験を積んでほしいからです。異国の地では、信じられないことを体験して、打ちのめされることや、涙することもあるでしょう。でも必ず、仕事でも、スポーツでも、勉強でも、その体験が将来の大きな支えになるはずです。

――渡部さん自身、海外でのキャリアは夢につながりましたか。

 30代後半になって、ようやく取材の成果を発表できる機会に恵まれるようになりました。日本にいるときは、子どもたちに世界情勢を伝えることに力を入れています。カメラマンとして写真を伝えるという「初心」が少しずつ叶ってきましたね。若いころは分かりませんでしたが、時間はすぐに経ってしまうんですよ。「将来どうなるんだろう」と思ってた私も、もう40歳過ぎです。本当にあっという間です。「そろそろ年金かな......」なんて思うようになります(笑)。だから、若いときから挑戦できる環境を作ってあげたいんですよね。

――ありがとうございました。最後に、まだ政治に関心のない方にメッセージをお願いします。

 若い人の中には、投票所がどこにあるのか、仕組みも分からない方もいると思います。ですが、選挙に選ばれた人によって日本の未来は変わるのは事実です。「自分の将来は参院選にある」そういう気持ちを持って、一度は投票所に足を運んでみるのもいいのではないでしょうか。

(聞き手:NPO法人YouthCreate代表 原田謙介)

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