「若者」って、どのくらい投票に行ってるの?
「若者の投票率が低い」とよく言われますが、実際の投票率をご存知ですか?
「財団法人明るい選挙推進委員会」のHPに掲載されている統計資料から、前回の参議院議員選挙の「年代別投票率」のデータを見てみましょう。
平成22年7月11日に行われた第22回参議院議員選挙は、政権交代を実現した民主党に対する評価や消費税の増税、普天間基地移設問題などが争点となり、投票率は57.92%でした。
それでは、年代別投票率を確認してみましょう。年代順に見ると、70歳以上が64.17%、60歳代が75.93%、50歳代が67.81%、40歳代が58.8%、30歳代が48.79%、そして20歳代が36.17%となっています。
結果をみると、やはり20代、30代の若い世代の投票率の低さが際立っています。とりわけ20代に関しては、およそ3人に1人しか選挙に行っていないという計算になります。高齢化が進む中で、若者の意見が政治に反映されなくなることも懸念されています。皆さんは、今回の選挙に足を運びますか?